今週のお題【第1回】
今週のお題「残暑を乗り切る」
定期的にこのブログに何か書き込みたくなったので、そんな自称暇人向けのコンテンツなのか「今週のお題」について自由気ままに書いてみる。
例年に比べて暑さが幾分和らいでいるように思える。
いや、昼間まともに外出していないからそう思うだけか。
残暑を乗り切る。
外に出ないで快適空間にいる。これに尽きるのではないだろうか。
残暑で思い出した。以前こんな話を聞いた事がある。
21世紀に入って環境問題の代名詞ともなりつつある「地球温暖化」だが、地球温暖化は環境問題ではないと唱える学者が存在することを、高校の地理の授業で聞いた事がある。
曰く、地球の平均気温は非常に長いスパンで上下を繰り返しており、今地球は自然と気温が上昇するタイミングであるから、人為的な原因ではないらしい。しかし、この学説には重大な欠陥がある。勘のいい人なら分かるかもしれないが、「非常に長いスパン」とはどのくらいの期間なのだろうか。これが分からないのである。正確には、「不安定であり、明確な長さが存在しない」のである。地球が誕生して早数十億年。過去の気温の変化を数多の学者が研究・分析してきたが、明確な変化周期は発見出来なった。少なくとも、「地球の平均気温は非常に長いスパンで上下する」という事が分かった程度である。
不可逆的な裏付けが存在しない以上、確たる自身は持てないが、今地球は自然と気温の上昇段階にある。可能性としては十二分にあるのではないだろうか。
もう少し考えてみると、上昇期があれば下降期も存在することになる。恐らく私達が現生にいる時には到来する事は無いだろうが、いずれ氷河期のように気温の急激な低下も可能性としては存在するのである。
隕石の衝突で恐竜が絶滅し、氷河期に突入した地球。次、氷河期に突入した時に絶滅するのは我々人類な気がする。
本題に戻ろう。
快適空間ー冷房の効いた室内で過ごすのが一番楽だが、少し羽を伸ばして避暑地に赴くのも悪くない。
先日、大学のサークルの合宿で長野に行ったが、関東とは桁違いに涼しかった。最高気温でも25度以下。夜間は20度を下回り、基本汗をかくことは無かった。山岳地帯なので急な雨には悩まされたが、自然豊かな下高井郡山ノ内町(竜王周辺地域らしい)は町全体が自然の冷房そのものだった。冬場は極寒地獄だと思うが…
これは汚点という汚点でもないが、交通の便が自動車ぐらいしかない。自分が泊まった宿泊施設は町内でもある程度標高の高い場所にあり、自動車以外での移動手段は皆無に等しかった。最寄りの駅まで5.4㎞(長野電鉄長野線湯田中駅)、なおかつ日中は1〜2時間に1本程度。公共交通機関でどこへでも行ける関東とは違い、モータリゼーションの進行は著しい。
疲れてきた。まぁなにはともあれ、無理な外出は身体に毒である。暑さに耐える、対策するのでなく、暑さそのものに触れない。これが一番の対処法だろう。現実的に考えて難しいが。